スポーツメンタルコーチ上杉亮平
試合で力を発揮できないあなたへ、心の土台を整える伴走者
~アスリートを自己実現へと導く~
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競技者の“軸”をつくる言葉──クレドがメンタルを整える理由と実践法

 

「試合前、緊張で頭が真っ白になる」
「負けたあと、自分を責めてしまう」
「練習がただの作業になってきた気がする」
「自分が何のために競技をしているのか、わからなくなる瞬間がある」
そんな悩みを抱える競技者は少なくありません。 そのとき、心を整える“言葉の軸”として機能するのが「クレド」です。
 

選手によっては「クレド」を作成することがある

スポーツメンタルコーチングの現場では、選手自身が「自分の信条=クレド」を言語化するケースが増えています。 それは、単なる目標設定ではなく、「自分がどうありたいか」「どんな姿勢で競技に向き合うか」を明文化するものです。

クレドは、企業の理念や行動指針として知られていますが、個人にとっても「ぶれない軸」として機能します。 特に競技者にとっては、メンタルの安定・集中力・継続力に直結する重要なツールです。

 

クレドとは?

クレド(Credo)とは、ラテン語で「私は信じる」という意味を持つ言葉です。 企業では「価値観や行動指針」を示す信条として使われますが、個人にとっては「自分が大切にしたい姿勢や考え方」を言語化したものです。

競技者にとってのクレドは、単なるスローガンではなく、自分の内側にある“軸”を言葉にしたもの。 それは、迷ったときに立ち返る場所であり、日々の行動に納得感を与える羅針盤になります。

 

競技者がクレドを持つメリット

①【プレッシャー下でも“自分の軸”を保てる】

試合や本番では、緊張や不安がつきものです。 そのとき、クレドがあることで「自分はこうありたい」という軸がぶれず、冷静さや集中力を保ちやすくなります。

たとえば、「困難な状況でも、静けさの中で自分を整える」というクレドがあれば、 外的なプレッシャーに飲み込まれず、自分のペースを取り戻すことができます。

これは、ルーティンや呼吸法と同じく、メンタルを整える“言葉の技術”です。

 

②【スランプや敗北時に“立ち戻る場所”がある】

結果が出ないとき、自信を失いそうなときに、クレドは「自分の原点」を思い出させてくれます。

「挑戦は失敗より価値がある」 「昨日の自分を、少しだけ超える」

こうした言葉があることで、結果に振り回されず、自分の成長に目を向ける視点を取り戻せます。 それは、競技を続けるうえでの“心の支え”になります。

 

③【日々の練習に“意味”と“納得感”が生まれる】

練習は、時に単調で、義務的になりがちです。 しかし、クレドがあることで「なぜこの練習をするのか?」という意味が明確になります。

モチベーションが「勝ちたい」などの外発的なものだけでなく、 「自分の信条に沿っている」という内発的なものに変わることで、継続力と納得感が高まります。

 

④【チームや指導者との関係性がクリアになる】

自分の価値観を言語化していることで、指導者や仲間とのコミュニケーションがスムーズになります。

「この人はこういう軸で動いている」と伝わることで、信頼や尊重が生まれ、 指導者とのズレや誤解も減り、チーム内の関係性が安定します。

また、クレドを共有することで、チーム全体の方向性が一致しやすくなります。

 

⑤【競技を超えて“人としての成長”につながる】

クレドは競技だけでなく、人生全体に通じる信条です。 引退後やキャリアの転換期にも、ぶれない軸として機能します。

「競技は、自分を知るための鏡」 「勝敗よりも、誇れる準備をする」

こうした言葉は、競技を離れても、自分らしく生きるための指針になります。 競技者としての経験が、人としての深みにつながるのです。

 
どんな人にクレドは必要か?
  1. 結果に振り回されやすい人

 

  1. 練習の意味を見失いがちな人

 

  1. 自分の軸を持ちたいと感じている人

 

  1. メンタルの波が激しいと感じる人

 

  1. 引退後のキャリアに不安を感じている人

 

クレドは、競技レベルや年齢に関係なく、“自分らしく競技に向き合いたい”すべての人に有効です。

 

最後に伝えたいこと

クレドは、ただの言葉ではありません。 それは、自分を整える“内なる設計図”であり、競技者としての「軸」をつくるものです。

試合前の緊張、スランプの不安、練習の迷い── 競技人生には、心が揺れる瞬間が何度も訪れます。 そんなとき、クレドは「自分はどうありたいか」「何を大切にしているか」を思い出させてくれます。

それは、誰かに見せるための言葉ではなく、 自分自身に語りかけるための言葉。 誰かに評価されるためではなく、 自分が納得して競技に向き合うための“芯”です。

クレドがあることで、迷ったときに立ち戻れる場所ができます。 結果に振り回されそうなときも、 「自分はこの姿勢で競技に向き合っている」と思えれば、 心は整い、視界はクリアになります。

そして何より、クレドは“自分らしさ”を守ってくれます。 勝っても負けても、うまくいってもいかなくても、 「この信条に沿ってやりきった」と思えることが、 競技者としての誇りにつながります。

ぜひ、自分に合ったクレドを考えてみてください。 それは、きっとメンタルを整える一つのツールになります。 そして、競技者としてのあなたを、もっと“自分らしく”、もっと“強く”、もっと“しなやかに”してくれるはずです。

競技は、自分を知るための旅。 その旅の羅針盤として、クレドという言葉を、ぜひ手にしてみてください。

私自身も自分で作成し選手をサポートする上で日々活用しています。

 

とはいえ、「自分に合ったクレドがなかなか見つからない…」という方もいるかもしれません。 そんなときこそ、スポーツメンタルコーチの出番です。 クレドの言語化はもちろん、そこに至るまでの価値観の整理や自己対話も含めて、丁寧にサポートします。

ぜひ、お気軽にご相談ください。 まずは体験コーチングから、 あなたらしい“軸”を一緒に見つけていきましょう。 それが、競技者としてのあなたを、もっと“自分らしく”、もっと“強く”、もっと“しなやかに”してくれるはずです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

コラム著者
プロスポーツメンタルコーチ上杉亮平
全てのアスリートが競技を楽しみ、自分らしさを輝かせる世界を創る。ことを目指し
「メンタルで視点(せかい)が変わる」この言葉胸にアスリートを自己実現へと導くサポートをしています。詳しくはこちら

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