スポーツメンタルコーチ上杉亮平
~アスリートを自己実現へと導く~
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競技者必読:無いものではなく“今あるもの”を活かすメンタル戦略

 

競技生活を送る中で、「あの技術がもっとあれば」「あの選手のような才能が自分にあれば」と思うことはありませんか?

不足しているものに目を向けすぎると、自分の限界ばかりが気になり、力を出し切る余裕を失ってしまうことがあります。

しかし、勝負を決めるのは、今「持っているもの」をどれだけ信じて使えるかです。

今回は、スポーツメンタルの観点から、「今あるものに目を向ける」重要性と、その方法をお伝えします。

 

無いものに目を向けすぎるリスク

無いものばかりに目を向けると、自分の強みを見失い、次のような悪循環に陥りやすくなります。

 

  1. 自己否定に繋がる 

「自分は足りない」と思い続けると、自己評価が下がり、自信を失う原因になります。

  1. 集中力が奪われる 

持っていないものに囚われると、試合や練習で「今やるべきこと」に集中できなくなります。

  1. 成長が止まる 

不足感ばかりを意識すると、今持っている能力を伸ばす機会を逃してしまいます。

 

今あるものに目を向けることがなぜ重要か?

アスリートとして成長するためには、「自分には何があるのか」を正確に理解することが必要です。今あるものに目を向けることで、以下のような効果が生まれます。

 

  1. 自信が生まれる 

自分の強みに気づくことで、「これならできる」という安心感を得られます。

 

  1. 現状を最大限に活かせる 

持っている力を最大限に使うことで、結果に繋がるプレーが可能になります。

 

  1. ポジティブなマインドセットが育つ 

不足を嘆くよりも、今の自分を肯定することで、挑戦を楽しめるようになります。

 

今に目を向けるための実践方法

以下のアプローチで、日々の練習や試合の中で「今あるもの」を意識してみてください。

1. 自分の強みを書き出してみる

「自分の得意なプレー」「試合で役立ったスキル」などをリスト化することで、今持っている武器を明確にしましょう。

2.今の自分を受け入れる

「今の自分はこれで十分」と肯定することから始めましょう。不足を気にするのではなく、「今の自分にできるベスト」を意識することが大切です。

 

最後のメッセージ

足りないものを数えるより、今持っているものを信じて活かすことが、アスリートとしての成長に繋がります。

競技の中で大切なのは、「今の自分が何をできるか」を見つけ、それを全力で使い切ることです。

自分の力を信じて、今に目を向け続けてください。

その先には、きっと新しい可能性が待っているはずです。

どんな時も、あなたの中にある力を最大限に引き出していきましょう。

コラム著者
プロスポーツメンタルコーチ上杉亮平
全てのアスリートが競技を楽しみ、自分らしさを輝かせる世界を創る。ことを目指し
「メンタルで視点(せかい)が変わる」この言葉胸にアスリートを自己実現へと導くサポートをしています。詳しくはこちら

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